Collectible of the Yearは1992年〜2002年の11年間、その年のイヤーモデルとして各モデル1年間限定で販売されたシリーズ。各年毎にテーマを持って発売されており、テーマとしては、ZIPPO社の歴史、ZIPPO社が世界に発信したいメッセージ、その後使用される新しい加工技術やモデルのお披露目などがあった。その後、Collectible of the Yearの復刻版的な意味合いのモデルが発売された後、暫く中断していたが、2013年から再びCollectible of the Yearの名称で販売が再開されている。
1992年 60th Anniversary Commemorative
Emblem Model Anniversary Set


1992年に公式発売された
Midnight Chromeを
ベースにしたイヤーモデル。
その後Midnight Chromeは
2000年まで定番モデルとして販売された。

1993年 The Varga Look


片手で着火でき、耐風性も
優れているというZIPPOの
特徴を表したキャラクター
「ウィンディ」のプレートが
貼られた#250ベースの
イヤーモデル
SILVER PLATE w/Gold Windy MODEL
SILVER PLATE MODEL

1994年 D−DAY
D−DAY Commemorative Lighter D−Day Hero Collection



第二次世界大戦中の1944年6月6日に決行されたノルマンディ上陸作戦から50年を記念して、当時のブラッククラックルを復刻させたイヤーモデル。
その後、ブラッククラックルは1996年からZIPPO社カタログに掲載される定番モデルになった。

キャンドボトムタイプもある
SILVER PLATE MODEL

1995年 MYSTERIES OF THE FOREST
Jaguar And Cub At Turtle Falls MYSTERIES OF THE FOREST

ブラスプレートにコーティングした染料を熱処理によりプリントする加工法「テクニグラフィクス」。複数の工程を経るのではなく、ワンステップで原画を再現でき、また、従来の加工法と違い、原画の色や複雑さに制限がないという新たな加工法だった。そのテクニグラフィクスを用いて、バレットスマイス社のジョンロバインのアートを再現した#254Bベースのイヤーモデル。

1996年 PINUP girls
PINUP of the year The Four Seasons


前年と同様、
テクニグラフィクスを使って
再現したPinup Girl「Joan」
が貼られた#250ベースの
イヤーモデル。
SILVER PLATE MODEL

1997年 65th Anniversary Commemorative


ZIPPO社創業65周年記念
を兼ねた#260ベースの
イヤーモデル。このモデル
専用のオリジナルボトム
刻印が使われている。

1998年 The ZIPPO Car


1947年、ZIPPOの宣伝用にZIPPOカーが製作された。その誕生50周年を祝した、
ZIPPOカーのプレート付き
#200CBベースの
イヤーモデル。

1999年 MILLENNIUM EDITION
ONE WORLD ONE FUTURE Our Century


チタニウム蒸着工法TVDを使ったイヤーモデル。TVDは
NASAがスペースシャトルを保護するために使用している技術。ボトムはこのモデル専用のオリジナルボトム刻印。



“Our Century”は、
「Collectible of the Year」ではなく、
「Collectible of the 20th Century」。

1999年 MILLENNIUM SERIES
get back to work! GET OVER IT!
#237 パープルマットベース
#231 オレンジマットベース
Y2K Start Something New
#224 クイックシルバーマットベース
#218 ブラックマットベース
guaranteed
缶ケース蓋の中央を押すと、
蓋が凹んで開缶する。
#229 ロイヤルマットベース

2000年 KEEPER OF THE FRAME


炎をテーマにした
#200CBベースの
イヤーモデル。

2001年 HOLLYWOOD’S LEADING LIGHT


ハリウッドをテーマにした
#207G ゴールドダスト
ベースのイヤーモデル。
翌年からこの#207Gは
ZIPPO社カタログに定番と
して掲載されている。

2002年 Friends For A Lifetime 70th Anniversary


ZIPPO社創業70周年記念
を兼ねた#1941Bベースの
イヤーモデル。このモデル
専用のオリジナルボトム
刻印が使われている。
翌年からこの1941レプリカはZIPPO社カタログに定番と
して掲載されている。
枠の色の意味



ZIPPO社公認の
Collectible of the Year






ZIPPO部屋が勝手に認定した
Collectible of the Year




2004年 SANDS OF NORMANDY

#1941BCベース

ZIPPO社が明確にCollectible of the Yearと位置付けているわけではないが、そのメッセージ性、1994年Collectible of the Yearの復刻モデルであること、セットの体裁、数量限定のイヤーモデルといった特徴から、実質的には2004年のCollectible of the Yearと言えるだろう。

ノルマンディのオマハビーチの砂と
リーフレットが付属している

外箱の表と裏
1994年のCollectible of the Year“D-DAY”(ノルマンディ上陸50周年記念)発売10年後の2004年、ノルマンディ上陸60周年記念として発売。“D-DAY”同様のブラッククラックルを施した、1941レプリカベースのイヤーモデル。外箱は、WW2時代の外箱の質感をイメージしたものになっている。1941レプリカをベースにしたブラッククラックルは、日本では伊藤商事から#1941BC、マルカイコーポレーションから#1941CR-BKとして各々2002年頃に発売された。USAのZIPPOカタログでは#28582の型番で2014年から掲載。

2005年 MYSTERIES OF THE FOREST
10th Anniversary Collector Edition

1995年のCollectible of the Year“Mysteries of the Forest”の復刻版。1995年のオリジナルはテクニグラフィクスという技術で絵柄が描かれていたが、この復刻版は'95年当時採用されなかった別の手法(カラーイメージング)で描かれている。ZIPPOの歴史は、金属であるブラスの表面に絵柄を描く技術の歴史でもある。

2008年 10th Anniversary of the Zippo Car

1998年に復刻されたZippo Carの10周年記念モデル(ナンバープレートは"ZIPPO U")。
こちらもZIPPO社が明確にCollectible of the Yearと位置付けているわけではないが、1998年Collectible of the Yearの復刻モデルであること、セットの体裁、数量限定のイヤーモデルといった特徴から、実質的には2008年のCollectible of the Yearと個人的に認定。

2009年 D−DAY 65th ANNIVERSARY

#236ベース

2004年にも復刻されたD-DAY。その復刻版と同じ絵柄で、加工ベースが#236に変更された。こちらも個人的に2009年のCollectible of the Yearに認定。

2013年 WINDY COLLECTIBLE OF THE YEAR

1935レプリカベース

2013年からCollectible of the Yearが正式に再開。Collectible of the Year品であることを示す専用のボトム刻印が使われている。

専用の紙箱

白い外スリーブと紙箱裏面

2014年 D−DAY 70th ANNIVERSARY

#204Bベース

2004年、2009年に続き、またしても発売されたD-DAYの限定品。勝手に2014年のCollectible of the Yearと認定。

クリック音が出るクリケットクリッカー
とリーフレットが付属している

外スリーブ

2015年 FULL CIRCLE

スペクトラムアーマーベース

専用のボトム刻印

専用の缶ケース

缶ケース裏面

2016年 Armor Facet

サテンクロームアーマーベース

専用のボトム刻印

専用の紙箱

白い外スリーブと紙箱裏面

2017年 85th Anniversary

ハイポリッシュアーマーベース

2013年から使用されているCollectible of the Year専用のボトム刻印ではないが、下画像の外箱記載名称にある通り、2017年のCollectible of the Year。

専用の紙箱

紙箱裏面

2018年 Golden Scroll

ゴールドプレートアーマーベース

専用のボトム刻印

専用の紙箱

白い外スリーブと紙箱裏面

2019年 MOON LANDING 50 YEARS

Galaxy Finishアーマーベース

専用のボトム刻印
Moon Landing 40周年記念モデルで使われたGalaxy Finishを採用

専用の紙箱

透明の外スリーブと紙箱裏面

2019年 D−DAY 75th ANNIVERSARY

#28582ベース

5年毎の恒例行事となったD−DAYの発売(そろそろ終わりにしてほしい)。今回は2014年に公式発売された1941レプリカベースのブラッククラックルが採用されている。
メダルと手紙が付属している
外スリーブと紙箱裏面

2020年 Z2 VISION
2020年4月、ZIPPO社のロゴが約40年ぶりに変更された。(赤枠参照)
ZIPPO社ホームページ同年のカタログでもこの新ロゴが使用されている。
過去の慣例から考えると、最初は印刷物や外箱などが新ロゴに切り替わり、
数年後にライター本体のボトム刻印も切り替わると思われる。
その新ロゴの「Z」を全面に配したZIPPOが2020年のCollectible of the Yearである。

ブラックアイス アーマーベース

専用のボトム刻印

専用の紙箱

外スリーブと紙箱裏面
外スリーブは、どこかの国のアイドル
CD商法のように6種類(6色)ある。

2020年 VE/VJ 75th Anniversary Collectible

「第二次世界大戦 終戦75周年記念」
として日本では発売されたが、
実際はヨーロッパ戦と日本戦の勝利を
記念したZIPPOである。

1941レプリカをベースに、WW2時代と同じスチール製&ブラッククラックルという仕様。ボトムとエッジ部分はユーズド風にブラッククラックルを削り落としてある。専用ボトム刻印まで採用されており、正式なCollectible of the Yearではないが、それに匹敵するイヤーモデル。

専用の紙箱
同梱のプレートには対欧、対日の
各戦勝記念日が刻まれている

外スリーブと紙箱裏面

2020年 MYSTERIES OF THE FOREST 25th Anniversary
 
サステナブルに配慮して作られた木製外箱
1995年のCollectible of the Year“Mysteries of the Forest”の復刻版。
2005年にも10thとして復刻されているが、今回の復刻版はZIPPO社にとってエポックメイキングなものと言える。その理由は540 Color processという新技法。2020年にリリースされたこの技法は、従来のカラーイメージングより描画、発色の自由度が高いだけでなく、暫く使用し続けると図柄が剥離してしまうカラーイメージングの耐久性課題も克服したものとなっており、究極の表面装飾法といっても過言ではない。更に、540 Color processで描かれたこの復刻版はglow-in-the-dark finishという蓄光加工が施されており、暗所でもうっすらと光を放つものとなっている。
ZIPPO社の最新技術が詰まったこの復刻版、個人的にCollectible of the Yearと認定。
 

2021年 Salute to 100 Years of Art Deco

High Polish Blackベース

専用のボトム刻印
貼られているスワロフスキーは
USA版はゴールドクリスタル
アジア版はブルークリスタル

専用の紙箱

外スリーブと紙箱裏面

2022年 90th Anniversary

ゴールドプレートアーマーベース

アジア版はゴールドプレート、
USA版はブラックアイス

専用の紙箱

専用の紙箱はスライド式

2023年 Honoring 75 years of the ZIPPO CAR
High Polish Blackベース

チムニーにZIPPOロゴ

専用の紙箱

外スリーブと紙箱裏面

Collectible of the Year