今日は海の中道海浜公園にコアジサシを探しに行きました。 コアジサシがいそうな玄界灘側の最東端に行ってみると、立入禁止の砂浜に大勢の人が入っていました。 ボランティア(ゴミ拾い?)らしいです。 ボランティアの中に子供連れもいたので、 それを見た一般の入園者も間違えて入ってしまう状態でした。 こんな状態ではコアジサシは営巣していないですね。 セッカは縄張りの見回りのため、鳴きながらくるくる飛んでいました。

 続けて、いのちの池にカイツブリの子供を探しに行きました。 ただ、もう草の背丈が高くなっていて、なかなか池を見ることができる場所がありません。 なんとか対岸にカイツブリの親を見つけましたが、すぐにいなくなりました。 今まで親がいた場所を見ると、浮巣に子供が3羽乗っていました。 子供たちもすぐに浮巣から下りて草の陰に移動したようで、姿が見えなくなりました。

カイツブリの子供


 いのちの池を1周して戻ってくると、カイツブリの子供たちは親に連れられて、 池の対岸に渡っていきました。

カイツブリ



 玄界灘の沖の浮きにコアジサシがとまっているかもしれないので、 潮見台によって見てみました。 誰かがとまっていましたが、きっとウミネコですね。

ウミネコ


 潮見台に着いたとき、子供がアオサギに飛ぶように叫んでいました。 でも、周りを見てみましたが、アオサギは見つかりません。 もしかして、近くにいたこの子に向かって言っていたのでしょうか。 トビも「ワシのこと?」という感じでした。

トビ


 ようやく今季初めてホトトギスの声が聞けました。 キャンプ場のあたり、野鳥の池のあたり、そして大芝生広場のあたりと東に移動し、 聞こえなくなりました。

 最後に、以前コアジサシが来ていた砂浜を見てきましたが、いませんでした。 代わりにいたのはシロチドリ。 道の近くに座り込んでいて、道を人が通ると海の方に離れていきます。 でも、人がいなくなると、また戻ってきて同じ場所に座っていました。

シロチドリのメス




 座っていたところには卵のようなものがありました。 卵は砂にほとんど埋まっていたので、親がちょっと離れていても地熱で温まるのでしょうか。 今日は釣り人1名、外国人2名がいました。卵を踏まれないといいですね。

シロチドリの卵?