知床観光船「おーろら」に乗り、知床岬に向けて出発。 とりあえず、観光船の定番で、船の一番上の展望デッキに行きました。 最初に通るフレベの滝あたりはところどころに穴の開いた地形でした。

フレベの滝付近



 このあたりでケイマフリが繁殖しているらしく、探しますが、よくわかりません。 早速、「右手の崖の上にヒグマがいます。」とのアナウンスがありましたが、 こちらも遠くてよくわかりません。 適当に景色を撮ってみると、写っていました。 崖の上の緑の部分の左端の方の黒い点ですが、わかるでしょうか。 この後にバスツアーで行く予定だったフレベの滝に ヒグマが居座って立入禁止になって散策できませんでしたが、 もしかするとこのヒグマが問題のヒグマだったのかもしれません。

ヒグマ



 その後、海上に浮いている子や海上を走って逃げる子がいましたが、 まだ船での観察に慣れておらず、ウミウくらいしかわかりませんでした。 イルカも何回かアナウンスがありましたが、反対側にいることが多い上に 潜っていることが多いため、はっきり見ることはできませんでした。 そうこうしている内にも船は進んでいきました。

硫黄山?


カムイワッカの滝?


 船の近くに浮いている子はだいたい船の真ん中くらいで逃げていく子が多く、 展望デッキは船の後方にあるため、逃げる子を慌てて追わないといけないことに気づきました。 近くの海上を見ればよく、展望デッキのように高い場所にいる必要はないので、 前方の海の近くを見ることができる2階客室の外に出ることにしました。 コースの中盤は海に浮いている鳥はほとんどいませんでしたが…。 このあたりではまたアマツバメが多くなり、船と並走してくれる子も多く、 アマツバメが比較的撮りやすかったです。

アマツバメ



 そして、知床岬に到着しました。

知床岬近辺


知床岬


 このあたりに来ると、また海に浮いている鳥が多くなりました。 知床岬を見に人が多く船外に出てくる中、私は知床岬は事前に撮ったので、海上の鳥を撮っていました。 このあたりはハシボソミズナギドリが多いところらしいです。 ハイイロミズナギドリと似ているそうですが、額が出っ張っているようなので、 たぶんハシボソミズナギドリなのでしょう。 5羽目の子はしばらく船と並走してくれました。 海面すれすれを飛び、翼を何回かぱたぱたさせた後、すーっと滑空する飛び方を繰り返していました。

ハシボソミズナギドリ 1羽目


ハシボソミズナギドリ 2羽目


ハシボソミズナギドリ 3羽目


ハシボソミズナギドリ 4羽目


ハシボソミズナギドリ 5羽目


 この子はウトウでしょうか。 ようやく北海道らしい鳥を見ることができました。

ウトウ 1羽目


ウトウ 2羽目


 この子は誰でしょう。




 その3に続く。