北海道旅行の2日目です。 北海道の東部は日の出の時間が早く、3時30分に日が出ました。 このため、朝食までの間、散策に出かけました。 側溝から湯気が立ち上っていたのは温泉のお湯が流れているからでしょうか。 まずハクセキレイ3羽(親子?)が仲良く一緒に歩いていました。

ハクセキレイ


 林ではキビタキとセンダイムシクイが囀っていました。 シジュウカラのジュクジュクという声がしますが、何羽かいるようです。 北海道にはハシブトガラという子がいるそうで、混ざっている可能性があるかもしれないので、 見てみますが、この角度の写真ではわかりづらいです。 白い翼帯が1本ありそうなので、やっぱりシジュウカラみたいです。

シジュウカラ


 こうしてくれるとシジュウカラだとわかりやすいのですが。

シジュウカラ


 ウミネコの声を頼りに海の方へ行きました。 そこで会ったのはまたもキタキツネでした。

キタキツネ


 海の近くの大きな岩にはウミネコ、オオセグロカモメ、ウミウのコロニーがあり、 アマツバメもたくさん飛んでいるので、アマツバメの巣もあるように思えました。

アマツバメ


 時間になったので、ホテルに急いで戻っていると、道をクワガタが歩いていました。

クワガタの仲間


 バスツアーが始まり、まずは知床五湖の中の一湖にある知床五湖展望台に向かいました。 知床連山を超えてくる南風が入っていて、フェーン現象により気温が上がり、 日差しの強い暑い日になりました。 知床半島はヒグマの生息数が多いところですが、高架木道になっており、 登ってこようとするヒグマは電気ショックで撃退するようにしているので、 安全とのことでした。 このような説明をガイドさんから受けながら展望台に向かって歩いていると、 すぐ横の低い木に飛んできて囀り始めた子がいました。 アオジに見えました。

アオジのオス


 展望台の近くに来ると、ポポ、ポポという声が遠くから聞こえてきました。 ガイドさんによるとツツドリの(囀り)声だそうですが、姿は見つけられませんでした。 展望台からの帰り道で草むらの中に顔が黒い子を見つけました。 誰だか悩んだ挙句、胸の橙色と肩の黒からノビタキのオスだとわかりました。 九州に秋~春にいる子が繁殖しているのを北海道で見ることになるので、 何がいるのかわかりません。

ノビタキのオス


 この後は知床観光船「おーろら」に乗るため、ウトロに戻ってきました。 乗船待ちのときにコロニーを撮ってみました。 すぐ近くにはオオセグロカモメがくつろいでいました。 ウミネコの声がするので、ウミネコと思ってしまいますが、 結構オオセグロカモメも多いようです。

コロニー


オオセグロカモメ


 その2へ続く。