北海道旅行4日目です。 釧路湿原西部の温根内木道を散策しました。

釧路湿原


 北海道の行く先々の林で囀っているセンダイムシクイは見つけるのに時間がかかるのでパス。 大きな声でフィリフィリフィリフィリと鳴いている子がいましたが、誰なのでしょう。 そして、今日も早速現れたノビタキ君。 私は博多ではあまり会えていないので、何年分かまとめて会っている気がします。 しかも、頭が真っ黒なオスばかり。贅沢です。 また、カッコウが何か所かで頻繁に鳴いていました。

ノビタキのオス


 前方にいたバードウォッチングツアーらしいグループが見ていたあたりで、 枝が揺れていました。 この子も顔が黒いですが、オオジュリンですね。

オオジュリン


 少し先で囀っていた子はコヨシキリでした。 どうもここがソングポストのようで、飛んでいっても、何回もここに戻ってきていたようでした。

コヨシキリ



コヨシキリの動画


 さらに、その先の木にはまたもノビタキがいました。 今回は全身見えるところにいて、翼の白い斑点や白い腰も見せてくれました。

ノビタキのオス


 折り返し地点の開けた場所からエゾシカ2匹が見えました。 タンチョウもいるらしいのですが、今日は見つけられませんでした。

エゾシカのメス



 散策路を戻る途中、林からエナガのような声がしたのですが、 出てきたのは誰かの子供でした。残念。

アオジの子供?



 その後たくさんのシジュウカラの仲間の群れがやってきたのですが、1羽撮って時間切れでした。 この子はコガラかハシブトガラの顔でした。

ハシブトガラ?



 バスツアーの最後はくしろ湿原ノロッコ号への乗車です。 釧路湿原東部にある塘路駅でノロッコ号が来るのを待っていると、 駅のホームよりも、電車が来る釧路駅側に出て撮影しようとしている人がいました。 どこまでがホームかわかりづらかったので、一度注意されて戻った人もいたものの、 電車が入ってくるときには前に出て撮影している人が何人かいました。 この人たちがよく迷惑なことをしている撮り鉄なのでしょうか。 まあ、私は撮り鉄ではありませんが、つい撮ってしまいましたし、 この人たちも撮り鉄ではない可能性もありますが。

くしろ湿原ノロッコ号



 ノロッコ号は見どころになるとのんびり走ってくれる電車です。 北海道に来てから結構会っているエゾシカを近くで撮影できていなかったのですが、 最後に撮影できました。 「エゾシカもこっちを見ています。」とアナウンスがあったのですが、 アナウンス後、エゾシカたちは草を食べるのに夢中になっていました。 ノロッコ号でもマナーの悪い人がいて、一番窓側のいい席に座っているにも関わらず、 見どころになると立ち上がって撮影をするため、後ろの私は景色が見えず、 横の窓から斜めに見るしかありませんでした。

エゾシカ



 帰りの飛行機は釧路-羽田間も羽田-福岡間も遅れていました。 釧路空港付近は濃霧で、羽田空港の近くでは雲の上で稲妻が光っていました。

 いい天気で始まった旅行だったのですが、2日目はヒグマの影響、 3日目は強風の影響、4日目は霧or雷の影響と、結構予定が狂ってしまいました。 旅行はなかなか思い通りにはいかないようです。 バス内で転んだり、寝ていて両足が吊ったり、腰痛が軽く再発したりもしましたが、 なんとか無事に帰ってくることができました。 オジロワシなど見たかった子はいろいろいましたが、 タンチョウやケイマフリを見ることができました。 地域クーポンのお陰で、毎日売店を見ていましたが、どこにでもシマエナガグッズを売っていて、 シマエナガの人気の高さがわかりました。 私も地域クーポンでいろいろ買ってしまいました。 実物に会えなかったのが残念です。