今日から夏休みです。夕方からバスで今津に行き、田んぼを回りました。 最初に見つけたシギはイソシギでした。 渡り鳥ではないイソシギですが、この時期は繁殖のため、あまり見かけなくなっています。 そろそろ繁殖が終わって戻ってきたのでしょうか。 体の上部に黒い模様のある夏羽のイソシギでした。

イソシギ


 日本野鳥の会のカレンダーの7月の鳥はセイタカシギです。 7月にセイタカシギいたっけと思っていましたが、いました!  田んぼの横の開けた深い水溜まりの中を歩いていました。

セイタカシギ




 セイタカシギの近くの稲の中にはタカブシギがいました。 最初の頃は脚が少し見えていましたが、ちょっと動くとお腹まで浸かってしまったようで、 動けなくなってしまったようです。 セイタカシギに付いていってはダメということですね。 最後は飛んで抜け出していました。

タカブシギ



 稲の間の見えづらいところでもタカブシギが1羽歩き回っていました。

タカブシギ


 さっき飛んでいった子かもしれませんが、さらにもう1羽タカブシギを見つけました。 ここで、田んぼから飛び出して私に向かって一直線に飛んでくる子がいました。 普通は私の横を通り過ぎるはずですが、私の横を通った後、なぜか私の足にとまりました…。 とまった子の顔を見ると、嘴が黄色いスズメの子供でした。 さすがに、写真を撮る前に逃げていきました。 過去には蝉にとまられたこともありますし、茶色っぽいズボンを履いて田んぼを回ると、 木だと思われて動物と仲良くなれるのでしょうか。

 前回コチドリがいた田んぼには今日もたくさんコチドリがいました。 もう少ししたらトウネンやヒバリシギが来てくれることを期待したいです。

 南の方にあった黒雲からたまに稲妻が走っていました。 南風が少し冷たく強くなってくれたのは嬉しかったのですが、 干潟に向かう途中で黒雲に追いつかれ、ぱらぱら雨が降り始めました。 もう満潮に近い時間になっていて、周船寺川の川岸ではアオアシシギ6羽が休んでいました。

アオアシシギ


 干潟の中州ではシギの仲間が10羽くらい休んでいましたが、寝ているのでよくわかりません。 キアシシギがいるのは確認できました。

キアシシギ


シギの仲間の群れ


 島にはカモメの仲間(ウミネコ?)と大型シギ(ホウロクシギ?)がいました。

大型シギ


 既に結構シギが渡ってきていました。