毎月第2土曜日は大濠公園探鳥会の日です。 今日は少しだけ遅れて参加しました。 着いたときにはまだ最初のポイントの水門の近くの鳥を観察していました。 オカヨシガモのオスを突っついている子がいたので、オカヨシガモのメスかと思いましたが、 ハシビロガモでした。 ハシビロガモはずっと水面に嘴を付けた状態で泳いでお食事するため、 進行方向にオカヨシガモがいただけだったのかもしれません。

ハシビロガモ


 今日の探鳥会参加者は50名でした。 初心者にもいろいろな鳥を観察してもらっているため、歩みは遅く、 ある程度鳥に詳しい方はどうしても少し先行する形になってしまいます。 野鳥の森では、後続の方が頻繁に潜っていて観察に時間のかかるカンムリカイツブリを見ている間、 先行している方はトモエガモ2羽を観察していました。 私は今津でトモエガモをいつも探していたのですが、こんなところで会えるとは思いませんでした。 後続の方も見ることはできましたが、少し移動してしまい、見づらくなってしまっていました。 オスとメスと思っていたのですが、メスではなく、エクリプスのオスまたはオスの子供なのでしょうか。 目の下にオスのような模様がありました。

トモエガモ


 野鳥の森を抜けたところで振り返ると、 森から張り出した木の枝の下に白いオオバンが見えた気がしました。 木の枝の下に隠れて出てきた子は黒かったので、見間違いかと思っていましたが、 さつき橋から白いオオバンがいるのが遠くに見えました。 見間違えではなかったようです。

白いオオバン


 さつき橋の近くの林から張り出した枝は水面に向かって伸びていて、 ムクドリが頻繁に水を飲みに来ていました。 落ちないようにしがみつきながら飲まなくても…。 他にいい場所はないんでしょうか。

ムクドリ


 大濠の真ん中に何か動いていたので、撮ってみました。 ラジコンのヨットなのでしょうか。

ヨット


 福岡市美術館の前を通って、舞鶴公園に向かっていたところ、 空をドバトの群れが慌てて飛んでいきました。 「ハイタカ」という声がしたので、それらしき子をズーム撮影してみましたが、ピンボケばかり。 ズームせずに撮った写真はピントが合っていそうだったので、 とても小さく写っていた子を拡大してみました。

ハイタカ


 舞鶴公園の天守閣跡の近くに着いた後、 ほとんどの人は近くの木にとまっていたツグミを見ていました。

ツグミ


 私のいたグループはこの近くにあった水場に来ていた子たちを見ていました。 ツグミとシロハラが集まっていました。 今年はまだシロハラをほとんど見ていない人が多いようでした。

ツグミ、シロハラ



 帰りに大濠公園で足環を付けたユリカモメを探しました。 杭にとまっていたユリカモメは今日もハクチョウのボートの突進の脅威に晒されていました。 ぶつからないようにしっかり運転してほしいです。 また、大濠公園の入り口近くのボートにはたくさんのユリカモメがとまっていて期待していたのですが、 私が着く前にどこかで餌をあげ始めたようで、餌をもらいに行ってしまい、半減してしまいました。 ボートに残った子の中に足環を付けた子はいなかったのですが、 2羽戻ってきた中に、71Aの足環を付けた子を見つけることができました。

ユリカモメ