シノリガモが暮らしている場所を目指していると、山の上をノスリが飛んでいましたが、 相変わらずピントが合いませんでした。 木の上のジョウビタキにはピントが合うんですけどね。

ジョウビタキのオス


 海に誰か浮いていないか見ると、遠く今宿や生の松原の沖に カンムリカイツブリやウミアイサが長い列を作っているのが見えました。 春が近づくと大きな群れになりますが、こんなところにも集結していたんですね。

カンムリカイツブリ、ウミアイサの群れ


 この大きな群れからシノリガモが暮らしている場所に向かって、 ウミアイサのオスが1羽飛んできました。 近くに来ると、海に降りて、頭を上げていました。

ウミアイサのオス


 シノリガモが暮らしている場所に着いたのですが、シノリガモが見当たりません。 前回寝ていた岩礁にはウミアイサが寝ていました。

ウミアイサのメス


 もう少し先まで行ってみたところ、シノリガモがお食事しているのを見つけました。 道のすぐ近くでした。 今まで私がシノリガモが岩礁にいることを来ていた方に教えると遠いと言われることばかりでしたが、 皆さん近くに来ることがあることを知って来ていたんですね。 食事後は羽繕いをしていました。 お尻の近くの小さな白斑や胸元の長い白班をはっきり見ることができました。

シノリガモ






お食事中のシノリガモの動画


羽繕い中のシノリガモの動画


 帰りに前回撮り逃したオシドリに会いに行きました。 池を覗くと、半分くらいが飛んでいってしまいました。 残ってくれた子がいたので撮れましたが、フェンスがあるため、写真が白くなってしまいました。 写真の右上の正面顔の子の横に後ろ向きの子がいました。 銀杏羽がきれいなオスの後ろ姿はこんななんですね。 後頭部から背中が緑(?)一色で、ちょっと地味に見えました。

オシドリ


 残っていてくれた子も私に気づき、第2陣が飛び立ちました。 さらにそれより遅れて第3陣。ここまで遅れるともう逃げる意味はないような…。 しばらく待っていると、少数が戻って来てくれました。 写真のメスに見える子の嘴が赤っぽく、 オスのエクリプスの特徴に似ているのが気になってしまいます。 でも、もう2月ですし、メスなんでしょうね。 今日はたくさんのオシドリを見ることができました。

オシドリ