毎月第2土曜日は大濠公園探鳥会の日です。 しかし、今週から咳が止まらなくなることがあって困っていたので、 午前中は病院に行き、午後から一人で散策しました。 大濠公園のユリカモメたちは例年乗っている普通のボートではなく、 今年は大濠の中央のハクチョウボートに乗っているようで、 今日も遠くて足環が見づらかったです。 しかも、足環調査を始めると、ボートの管理の人がユリカモメが乗っているハクチョウボートを 自分のボートで牽引していき、ユリカモメをさらに遠くへ連れ去ってしまいました。 ボートにはウミネコも乗っていました。

連れ去られていくユリカモメの群れ


 大濠の東側の杭を見に行きましたが、ここにも足環を付けているユリカモメはいませんでした。 頭を足で掻いていた子を撮りました。

ユリカモメ


 この近くの林では混群などに会い、たくさんの子が地面で食べ物を探していました。 シロハラ2羽は私の視界に入らないように木の裏側へ仲良く移動を続け、 ヤマガラ2羽はお互いのお食事を邪魔し合っていました。 シジュウカラは幼そうに見える子供もいました。

コゲラ


シロハラ


ヤマガラ


シジュウカラ


ジョウビタキのメス


 今年はヒヨドリが多いと感じます。 ヒヨドリは細長いイメージですが、寒いので、ヒヨドリも丸くなっていました。 食べ物がなくなってきたのか、地面に下りて、シロハラと一緒に食べ物を探している子もいました。

ヒヨドリ


 美術館の裏ではイカル2~3羽に会えました。

イカル



 舞鶴公園に移動し、6号濠の近くでジョウビタキのオスに会いました。 近づいても逃げず、ジョウビタキより大きなヒヨドリがやってきたときは 私のすぐ後ろに飛んできて、隠れていました。 この子をホームの清流公園に招待したいです。

ジョウビタキのオス


 天守台の近くに行くと、日本野鳥の会の方に会い、イカルの群れがいると教えていただきました。 すぐにイカルのきれいな囀りが聞こえ、鶏のような地鳴きもはっきり確認できました。 しかし、イカルの警戒心は強く、すぐに飛んでいってしまいました。 暗い林の中にいたため、居場所ははっきり確認できず、 誰かが移動すると、次々に続いて移動していきました。 メジロは1羽ずつ思い思いのタイミングでついていきますが、 イカルは8羽くらいの小群に分かれて、小群ごとについていっているように感じました。 4~5群れくらい飛んだので、30~40羽くらいいたのではないでしょうか。

 先月の探鳥会でイカルの群れを見た場所に行ってみると、やっぱりここに来ていました。 地面に下りてお食事中でしたが、観光客が通るので、別の場所に飛んでいってしまいました。 それでも、5羽くらいは残ってしばらくお食事していてくれました。

イカル



 また戻って来そうな感じがしたのでもう少し待とうと思ったのですが、 咳が止まらなくなって、帰ることにしました。 マスクをしたためか落ち着いたので、帰る途中にちょっと寄り道をしたところ、 落ち葉を掻き分けている子を発見しました。 どうせシロハラだろうと思って見たところ、なんとトラツグミでした。 動画を撮ってみようと思ったのですが、長距離を走って移動されて、 カメラが追いつけずに断念しました。

トラツグミ