小潮の満潮でした。
干潮時に干潟が出るところは水が増えてもダイサギやアオサギは足がつくようで、
満潮になってもまだ水の中にいる子もたくさんいましたし、
避難してサギ山を作っている子たちもいました。
サギの仲間の群れ
どこかからシギたちの声がするのですが、中州には誰もいませんでした。
田尻橋に向かう間に電線を見ると、ツバメの子供がとまっていました。
ツバメの子供
田尻橋から対岸を見ると、いつもの干潟寄りのところにシギたちは見当たりませんでしたが、
もう少し上流の方に集まっていました。
ソリハシシギ22羽、キアシシギ1羽、トウネン2羽、そしてメダイチドリ9羽が休んでいました。
今日は今季初めてメダイチドリに会えました。
トウネン、メダイチドリ
メダイチドリ
ソリハシシギの中に右足の下側に金属リングらしきものを付けた子がいたのですが、
フラッグやカラーリングは付けていませんでした。
金属リングの位置の傾向では日本のどこかで付けられたもののように思えます。
過去に日本にいた子が日本で見つかっても微妙です。
ソリハシシギ
周船寺川の水門前には、
アオアシシギ13羽、キアシシギ1羽、ソリハシシギ2羽が休んでいました。
キアシシギ、ソリハシシギ、アオアシシギの群れ
水門に向かって周船寺川沿いを歩いていくと、キー、キー鳴いているモズの子供に会いました。
モズの子供
水門の前の3面並んだ水が溜まった田んぼには、
セイタカシギ6~7羽、タシギ5羽、アオアシシギ1羽がいました。
車がとまっていたので、シギの仲間の誰かがいるんだろうとは思っていましたが、
思っていたよりもたくさんのセイタカシギがいました。
タシギも先週あたりから増えていて、
この後田んぼの間の道を歩くだけでたくさん飛び出してきました。
セイタカシギ
タシギ
85号線を越えた先の田んぼには今日もセイタカシギが1羽いました。
浦ファームの近くの田んぼにはタカブシギが4羽いましたが、
私の顔を見るなり逃げていってしまいました。
車がよく通る道の近くの田んぼが今年一番シギが集まっているところのようです。
今日は警戒させてしまったようで、ほぼ全員逃げだしました。
しばらくしてタカブシギが戻ってきましたが、すぐ飛んでいってしまいました。
トウネンは稲の近くの見えづらいところに隠れていたようでした。
タカブシギ
トウネン
最後に、別の田んぼでまたセイタカシギを1羽見つけました。
セイタカシギ