今日はジョウビタキとシロハラを観察したかったのですが、 ちょっと声がするくらいで観察できませんでした。 そろそろじっくり観察したいものです。 今多いのはやっぱりヒヨドリで、うるさいくらい鳴いていました。

ヒヨドリ


 鳴いているヒヨドリの近くに行ってみると、柿の実に集まっていました。 当然、甘いもの好きのメジロも来ていて、 誰かが食べかけて皮を剥いてくれていた柿の実をついばんでいました。

メジロ



 高い木に成っている丸いとげとげの実にカワラヒワが集まっていました。 お尻がきれいな黄色だったのでマヒワじゃないかと思って確認しましたが、やっぱりカワラヒワでした。

カワラヒワ


 なかなか鳥が見つかりません。 ようやく声を手掛かりにコゲラを見つけることができました。 今日も木の下側を逆さまの状態で歩いていました。器用です。 他の枝に飛び移ろうとしたときに、真下から尾の模様が撮れました。

コゲラ




 水場に戻っても来るのはヒヨドリだけでした。 水場の近くの植込みで声がするので見てみると、アオジでした。 最初は植込みと植込みの間の地面で木の実を食べていたのですが、 なぜか私の近くの植込みに飛んできて、私の足元に出てきました。 人に餌付けされたことがあるのかとも思いましたが、 私が立っていた道に木の実がたくさん落ちていたようです。 今年一番の寒さで人がいるのを気にしている余裕がなくなったのかもしれません。 人が通るときには踏まれないように植込みに逃げますが、またすぐに道に出てきていました。 ここまで人懐っこいアオジは初めてでした。 小さな木の実だけでなく、割れているどんぐりもついばんでいました。

アオジ




 最後に植物園の外周を回っていると、エナガの群れがやってきました。 目の前の低い木の天辺付近で、お食事や羽繕いをして、しばらく過ごしてくれました。

エナガ