Slim Sterling Silverはこちら
sterling1
【Sterling Silver ZIPPOのバリエーション】
model
no
#12A #13 #14 #15
Floral Brushed Finish Vintage w/Slashes High Polish
製造
時期
1991年〜2000年
(1991年の型番は#12)
1995年〜 1980年代中頃〜 1936年〜
style




model
no
#16 #17 #19 #21
Vintage w/o Slash Engine Turned Engine Turned w/o Initial Panel Christy Swirl
製造
時期
USAカタログ未記載モデル 1938年〜2003年 1970年代後半〜2003年 1970年代後半、1995〜1998年
style




model
no
#22 #33SS    
Christy Holly Shimmer    
製造
時期
1970年代後半、1995〜1998年 1995年〜2000年
style


  ZIPPO社USAカタログに掲載され
たのは1995年からだが、ボトムの
製造年刻印は1994年から。
   

model
no
1941 Replica Armor
#23 #24 #26 #27
High Polish Hand Satin High Polish Brushed
製造
時期
2002年〜 2002年〜 2004年〜 2004年〜
style
bottom


製造開始月は2002年6月


【Sterling Silver ZIPPOのカタログ未記載モデル】
製造
時期
1950年代 1950年代 1950年代 1950年代
style

スリム#1615RIBBON
ストライプパターンを変えたデザイン


ボトムケース中央にネーム枠を
配したデザイン


リッドにネーム枠を配したデザイン
(3ライン)


リッドにネーム枠を配したデザイン
(間隔が異なるストライプ)

製造
時期
1950年代 1950年代 1970年代
style

直線ではない幾何学ストライプを
施したデザイン


Evening Stars


ケース全体に金メッキを施し底面に
“18K GOLD PLATED”の刻印が
入れられたSterlingSilver。
Slimタイプにも同種のものがある


【Sterling Silver #17の変遷】
  1940年代 1950年代 1960年代〜1970年代末 1980年代(後半) 1990年代〜
ストライプ数とネ|ム枠の位置




線の数 ネーム枠の幅に11本、合計23本 ネーム枠の幅に12本、合計22本
全面にストライプが入ったEngine TurnedのSterling Silverが発売されたのは1940年代後半。
発売当初の型番は#20、その後1950年代中頃から#17に変更された。
ストライプの数は当初23本だったが、1960年頃から22本に。
ネーム枠の位置は徐々に下方向に移動しつつ、サイズは大型化していった。2003年製造終了。



【Sterling Silver #21と#22】
#21
1970年代後半(#14) 1995〜1998年(#21)


1970年代後半にカタログ名「#14 Decorative Sterling Initial Panel」、
製品添付タグ名「Christy Swirl」で発売された後、貴金属価格の
混乱等により製造が中止されたが、1995年〜1998年に
「#21 Christy Swirl」としてZIPPO社USAカタログに復活。
#21に比べ#14時代の方が彫りが深くネーム枠が大きい。
尚、#21の型番でカタログに掲載されたのは
1995年からだが、ボトムの製造年刻印は1994年から。
#22
1970年代後半(#16) 1995〜1998年(#22)


1970年代後半にカタログ名「#16 Decorative Sterling」、
製品添付タグ名「Christy Holly」で発売。
左記同様、1995年〜1998年に「#22 Christy Holly」として復活。
こちらも左記の#14・#21同様、#16時代の方が彫りが深く、
名称の通り、Decorativeな雰囲気が漂っている。
尚、#22の型番でカタログに掲載されたのは
1995年からだが、ボトムの製造年刻印は1994年から。


【Sterling Silverの出荷停止】
左は1979年後半のUSAカタログ。STERLING SILVER(及びGOLD系)のカタログ画像の上に
「STERLING SILVER LIGHTERS Not Available Until Further Notice」
のスタンプが打たれており、この時期Sterling Silverの提供が中止されていたことがわかる。
(因みに、1979年前半のカタログにはこのスタンプはない。)
そして、この“Further Notice”に相当すると思われる通知が、右の1982年1月付NEWSLETTER。
このNEWSLETTERには50周年コメモラティブ発売の告知が書かれているが、
赤枠の箇所でSterling Silverの復活について言及されている。
“embossing”に相当するEngine Turned(#17、#1700)やDecorative系(当時の#14、#16)は復活対象から外れているが、
それでも#15と#1500は1982年のUSAカタログから再掲載されはじめた
これらのことから、Sterling Silverの出荷停止時期は1979年後半頃〜1981年末頃と考えられる。
出荷停止の事由はNEWSLETTERにもあるように、貴金属価格の混乱。1979年前半と後半のカタログを比較すると、
例えば#15の価格であれば40ドル→120ドルと3倍に値上がりしている。銀価格の長期チャートで見ると(参考1参考2)、
確かに1980年に過去最高価格になっており、まさに“went crazy”だったようだ。



【Sterling Silver ZIPPOのボトム刻印(1938年〜)】
年代 ボトム刻印 備考
1938〜
1941年
ZIPPOロゴと
PAT.203〜U.S.A.の行の間に
大文字ゴシック体の
STERLING刻印。
 詳細はこちら。
1946〜
1948年
ヒンジ下に大文字ゴシック体の
STERLING刻印。ボトム刻印は当時のニッケル製ZIPPOと同じものが使われている。
ZIPPOのSterling Silver史上で唯一フラットボトムではなくキャンドボトムが採用された時代でもある。
1948〜
1955年
大文字ゴシック体の垂直刻印。
1955〜
1980年代前半

(1979年後半頃〜
1981年末迄は
出荷停止)
イタリック体の水平刻印へ変更。
このイタリック体ロゴは、1949年以降のストライプ柄の外箱や1948年頃〜1955年頃のZIPPO社の広告で使用されていたロゴであり、同時期にイタリック体ロゴに変更されたブラス製のレギュラーZIPPOのものとは異なる
1960年頃 1960年頃に短期間使用されたボトム刻印。長期にわたり使われた、ひとつ上の段の刻印パターンと比べると、STERLINGの文字位置とサイズ、®マークのサイズ、ZIPPOロゴの形(特に“Z”)などが異なる。
1983年 ゴシック体の新ロゴへ変更。
このゴシック体が使用された時期についての考察はこちら。
1980年代中頃
〜1990年
再びイタリック体ロゴへ。但し、書体は1955年〜1980年代前半のものとは異なる。
刻印が全体的に左へ移動。
1980年代後半 1980年代後半に日本で加工された一部のSterlingSilverZIPPOには、製造年月が刻印されている。
1991年 1991年からイタリック体ロゴが新しい書体に変更。製造年と“MADE IN U.S.A.”の刻印も追加。
1992年前期 1992年の途中からイタリック体ロゴからゴシック体ロゴへ変更。

この年は、#200FBのボトム
刻印でもそれまでのイタリック体からゴシック体への切り替えが行われており、ZIPPO社創業
60周年を迎えたこの年を最後にイタリック体ロゴがZIPPOのボトム刻印から姿を消した(一部の復刻物を除く)。
又、ソリッドブラス#204・#254のボトム刻印も“1932 19xx”のソリッドブラス専用刻印から他モデルと同じ刻印へ変更され、ボトム刻印の共通化が一気に進んだ。
1992年後期
1993年
1994年
1995年
1996年 製造年の文字サイズが大型化。
1997年
1998年 この年頃からZippoロゴの文字の太さが徐々に太くなっていった。
“MADE IN U.S.A.”のフォントが変更。
1999年 “MADE IN U.S.A.”のフォントが変更&“U.S.A.”の文字間隔が広がった。
2000年
2001年
2002年
2003年
2004年
2005年前期 この年の途中から、®マークの位置がZippoロゴの右下から右上へ移動。また、STERLINGのロゴ位置が右へ移動。
2005年後期
2006年
2007年
2008年
2009年
2010年前期
2010年後期 “MADE IN U.S.A.”のフォントと文字幅が変更。
“STERLING”の文字間隔が狭くなった。
2011年
2012年
2013年
2014年
2015年
2016年
2017年
2018年

Sterling Silver