足環・フラッグを付けた鳥たち
<シギ>
小さくて、しかもなかなか近くで見ることのできないシギたちですが、 中にはリングやフラッグといったアクセサリーを付けている子がいます。 山階鳥類研究所に連絡するとどこから来たかなどの情報を教えてもらえます。 私はカムチャッカ半島やアラスカから飛んできた幼鳥を見つけることが多いようです。
1.2017/04/09 オバシギ 和白干潟
左脚関節下:リング
右脚関節上:緑フラッグ
山階鳥類研究所より連絡あり
データベースID:20170050
オーストラリア クイーンズランド州で放鳥
2.2017/08/26 オバシギ幼鳥 今津干潟
左脚関節上:黒フラッグ+黄色フラッグ(HC)
右脚関節上:リング
山階鳥類研究所より連絡あり
データベースID:20170183
足環番号:HS012025
2017/08/04にカムチャッカ半島西部海岸ウスチ=ハイリュゾヴォ
Tigilsky district, Usty-Khayruzovo(N57.04/E156.39)で放鳥
3.2017/09/16-18 ハマシギ幼鳥 今津干潟付近の田んぼ
左脚関節下:リング
右脚関節上:黒フラッグ+黄色フラッグ
山階鳥類研究所より連絡あり
データベースID:20170253
カムチャッカ半島西部海岸Sobolevo district, Ustyevoe(N54.10/E155.50)で放鳥
足環番号がFS43337なら2017/08/08放鳥
足環番号がFS41337なら2017/08/25放鳥
※動画の画像からFS41337の可能性が高いと推測しています。
4.2018/11/03 ハマシギ幼鳥 多々良川河口干潟
左脚関節上:リング
右脚関節下:黄色リング+緑フラッグ
※アラスカ北部の組み合わせから緑フラッグとリングの位置を入れ替えた形
山階鳥類研究所より連絡あり
データベースID:20180359
今年アラスカ北部バロー付近(N71.3/W156.6667)で捕獲された17巣56雛の1羽
5.2020/09/27 トウネン 今津干潟付近の田んぼ
左脚関節上:リング
右脚関節上:青フラッグ(ALO) 右脚関節下:青フラッグ
山階鳥類研究所より連絡あり
受付番号:S20200188
足環番号:2AL07161
2020/09/11に北海道紋別市コムケ湖(北海道北東部)で放鳥
<ユリカモメ>
2017/1/24から赤い足環が付けられ始めた室見川と大濠公園のユリカモメたち。 大濠公園のボートや杭の上にいるときに確認できます。 どの子によく会っているのでしょうか。
観察時期 | 観察場所 | 足環番号 |
---|---|---|
2017-2018年 | キャナルシティ博多付近 | 16A、28A、33A |
大濠公園 | 09A、36A | |
2018-2019年 | 大濠公園 | 08A、16A、18A、23A、25A、28A、35A、37A、39A、45A、49A、51A、57A、60A |
2019-2020年 | キャナルシティ博多付近 | 61A |
大濠公園 | 00A、08A、10A、17A、18A、20A、22A、23A、25A、35A、36A、44A、45A、46A、54A | |
2020-2021年 | 大濠公園 | 09A、16A、23A、37A |
2021-2022年 | 大濠公園 | 09A、57A、63A、71A |
2022-2023年 | 大濠公園 | 00A、09A、16A、18A、25A、45A、59A、63A、64A、72A |